社会貢献を仕事にしたい!!

このように思ってこのサイトを訪れたのではないでしょうか?

働き方が多様化している今、社会貢献への関わり方も多様化しています。

100人以上の社会活動家のキャリアを取材してきたCOCOCOLOREARTHが、社会貢献を仕事にする9つの選択肢を解説します。

この記事を読めば、あなたに合った関わり方が見つかるでしょう!


そもそも社会貢献とは

そもそも社会貢献とはなんでしょうか?

あなたにとっての社会貢献とは何なのか、仕事にする前にしっかりと言語化することをおすすめします。

例えば、COCOCOLOREARTHが掲げる社会貢献の定義は、経済成長を優先しすぎたことによってもたらされる問題に取り組むことです。

この機会にあなたにとっての社会貢献を考えてみてください。

『社会課題を解決したい』と話すあなたの ”社会”って何ですか?


社会貢献を仕事にする9つの選択肢

この章では、社会貢献を仕事にする9つの選択肢について、事例をもとに解説します。

社会的企業(ソーシャルビジネス)で働く

社会的企業はソーシャルビジネスとも呼ばれており、新卒でも社会貢献性の高い仕事に携わることも可能です。

一般的な企業は利益を上げることを最優先としていますが、社会的企業は利益だけではなくビジネスで社会課題を解決することの両立を目的としています。

社会的企業の定義には、様々な定義があり、統一されたものはありません。

ソーシャルビジネスとは?様々な定義や歴史、具体例を解説!!

〇内閣府の定義
・社会的目的をもった企業。株主、オーナーのために利益の最大化を追求するのではなく、コミュニティや活動に利益を再投資する。
・深く根ざした社会的・環境的課題に革新的な方法で取り組む。
・規模や形態は様々であるが、経済的成功と社会・環境課題に対して責任を持つ。
・革新的な考えを持ち、公共サービスや政府の手法の改善を支援する。また政府のサービスが行き届かない場所でも活動する。
・企業倫理、企業の社会的責任の水準をあげる。

〇ソーシャルビジネスを提唱したムハマド・ユヌス氏の定義
・ユヌス・ソーシャル・ビジネスの目的は、利益の最大化ではなく、貧困、教育、環境等の社会問題を解決すること。
・ 経済的な持続可能性を実現すること。
・ 投資家は投資額までは回収し、それを上回る配当は受けないこと。
・ 投資の元本回収以降に生じた利益は、社員の福利厚生の充実やさらなるソーシャル・ビジネス、自社に再投資されること。
・ ジェンダーと環境へ配慮すること。
・ 雇用する社員にとってよい労働環境を保つこと
・ 楽しみながら。

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実際に、社会的企業で働く人を見てみましょう。

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社会的企業をもっと知りたい

企業のCSR担当として働く

CSRとは、企業が組織活動を行うにあたって担う社会的責任のことで、「corporate social responsibility(企業の社会的責任)」の頭文字をとって「CSR」と呼びます。
CSRとは?CSVとの違いや取り組むメリットデメリット、事例などを解説

CSR部門は、中途採用がほとんどのため新卒でCSR担当になることはかなり稀です。

最近では、大企業だけではなく、中小企業も力を入れて取り組んでいます。

また、CSRと似た言葉にCSVがあります。

CSVとは、Creating Shared Valueの頭文字を取ったもので、意味合いとしてはソーシャルビジネスに近いです。
CSV経営とは?生まれた背景やソーシャルビジネスとの違い、事例などを解説 

企業のサスティナビリティ担当として働く

サスティナビリティ担当とは、ESG担当と呼ばれることもあり、近年注目を集めています。

ESGとは、「環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Gavanance)」の頭文字を取ったものです。

これは、金融機関が企業にお金を融資や投資する際に、考慮する指標と言えます。

つまり、以下のように企業を投資対象に値するかどうかを判断する一つの指標です。

「その対象企業は、社会的に良い企業なのか?」
「環境に良い事業を展開している(環境に悪影響を及ぼさない)企業なのか?」
「ガバナンス(企業統治)はしっかりしている企業か?」

サスティナビリティ担当は、様々な部署と連携し、ESGという観点から会社全体を改善する仕事になります。

ESGとは?歴史と現状や7つの分類、PR方法について解説!
サステナビリティとは?企業が取り組むメリットや事例、PR方法などを解説

NPO法人等の非営利団体で働く

NPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)は営利を目的とせず、社会的な課題を解決するためにその利益を使う組織です。

国内で認証された全てのNPO数は50810、さらに認定されたNPOの数は1210に上ります。(2021年6月時点)

しかし、NPO法人は資金が限られているため、福祉業界を除くと新卒から入社できる組織は限られています。

NPO法人に新卒で就職するためには?メリットやデメリット、3つの方法を紹介!

新卒採用をしているNPOを探せるサイト
activo
https://activo.jp/

DRIVEキャリア
https://drive.media/career

NPO法人で働く人を見てみよう!

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国際機関や政府機関で働く

〇国際機関

国際機関とは、世界の課題解決のために国際社会全体をリードする機関で、国家間の条約によって設立される国際法上の組織です。

基本的には、大学卒業後すぐに国際機関に携われる例は少ないです。

もちろん、各機関やその機関でのポジションによって違いはあますが、多くの場合に大学院修士などの条件が必要になります。

国際機関の一例はこちらをご覧ください。

〇政府機関

政府機関と聞いてイメージしやすいのが、外務省や農林水産省、環境省などでしょう。

地方創生に関心があれば、地方創生推進事務局、環境問題に関心があれば、地球温暖化対策推進本部など、幅広く社会貢献を仕事にできます。

しかし、希望の仕事をできる可能性は低く、リスクが伴うため注意が必要です。

国際機関や政府機関で働く人を見てみよう!

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会社を立ち上げる

ソーシャルビジネスを起業をすることも可能です。

リスクが伴う分、直接的な支援や関わり方をすることができます。

また、起業家にはアントレプレナーとイントレプレナーがいます。

※イントレプレナーとは、社内起業家と呼ばれており、社内で起業する人です。

イントレプレナーとアントレプレナーの違い

  イントレプレナー アントレプレナー
リスク 低い 高い
自由度 低い 高い
事業拡大 早い 遅い
資産 多い 少ない
資金 多い 少ない
意思決定 遅い 早い

社会起業家を見てみよう!

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社会起業家をもっと知りたい

NPO法人を立ち上げる

NPO法人を立ち上げる選択肢もあります。

株式会社との大きな違いは「営利目的」かどうかです。

株式会社は株を発行することで資金を調達し、得た資金で経営を行い、発生した利益は株主に配当金として分配しています。

一方、NPO法人は株主はおらず、余剰分の利益を社員に配当することが法律で禁止されています。

利益を上げることは問題ありませんが、出た利益はすべてNPO法人の活動資金にあてなければいけません。

※人件費は経費として計上するので、正職員は給与をもらえます。

NPO法人は、登記までに半年ほど準備がかかり、かなり細かい条件があります。

登記条件の一例
・10人以上の会員
・営利を目的としないもの
・役員で報酬を受ける人は、役員総数の3/1以下
など
【保存版】NPO法人設立の手順とは?立ち上げのリアルを教えます!

NPO代表のキャリアを見てみよう!

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フリーランスとして関わる

組織に属さずにフリーランスで関わることもできます。

スキルや人脈があれば、自分が取り組みたい課題に対して、自由に取り組むことも可能です。

フリーランスになるにあたって最も注意する点は、収入源をなるべく多く持っておくことです。

収入源を一つにしてしまうと、その仕事がなくなった途端に生きていくのが困難になります。

なるべくリスクを分散させることを意識しましょう。

副業・複業・プロボノ・ボランティアで関わる

上記で取り上げた以外にも、会社で働きながら社会課題に取り組むことは可能です。

0か100かで社会貢献を仕事にするのではなく、あなたに合った形で取り組むことも大切です。

社会課題とは?定義や事例、取り組む企業、あなたができることを紹介

例えば、以下のような関わり方ができます。

副業として土日にNPOに携わる
複数として週3会社員、週2NPO職員で働く
月に2回ボランティアに参加する

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

社会貢献を仕事にする選択肢をご紹介しました。

今回取り上げたのはあくまでも一例であり、他にも多様な関わり方があります。

また、9つの選択肢を組み合わせている方もいらっしゃいます。

例えば、NPO代表を務めながら、フリーランスで働く、社会的企業で働きながらプロボノをするなどです。

この機会にぜひ、社会貢献を仕事にすることを考えてみてください。

COCOCOLOREARTHでは、多様な社会貢献を仕事にする方々のインタビュー記事を掲載しているので、ぜひほかの記事も覗いてみてください。

【まとめ】社会貢献を仕事にする9つの選択肢
社会的企業(ソーシャルビジネス)で働く
企業のCSR担当として働く
企業のサスティナビリティ担当として働く
NPO法人等の非営利団体で働く
国際機関や政府機関で働く
会社を立ち上げる
NPO法人を立ち上げる
フリーランスとして関わる
副業・複業・プロボノ・ボランティアで関わる

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ライタープロフィール
COCOCOLOR EARTH代表 吉田 宏輝(よしだ こうき)

「ボランティアを職業にする」というビジョンをもとに活動中
個人ブログ:ボランティアを職業にする人.com
Twitter:ボランティアを職業にする人